歩いて日本一周を達成 遠藤在住の戸高さん
遠藤在住の戸高寛さん(28)が11月18日、挑戦していた「歩いて日本一周」を達成した。足かけ4年半。藤沢を振り出しに反時計まわりで47都道府県を巡り、多くの人と出会いながら歩き切った。
戸高さんは、大学時代にインドやネパールを旅行した経験から「日本のことをもっと知りたい」と思いが募り挑戦を決めた。2013年4月に藤沢を出発し、ひとり太平洋側を北へ。荷物は背負ったリュックが一つ、胸には「歩いて日本一周」のパネルを下げ、のぼりも掲げた。寝起きは道の駅や公園、歩道で寝袋にくるまって野宿。資金がなくなれは現地でアルバイトし旅を続けた。「歩き始めた時よりも今は、少しだけ物事に動じなくなったというか、前を見て進めるようになった」と笑う。
人の出会いに感謝
旅の途中、現地の人々との出会いが大きな楽しみだった。一日中歩き続け見つけた商店で「泊まっていって良いよ」と優しく声をかけてくれた店主、初対面で「一緒に飲もう」と朝まで酒を酌み交わしたおじさん、意気投合し語り合った大学生と友情も育んだ。3週間ほど一緒に歩いた高校生も印象深いという。フェイスブックの友達はいつの間にか1300人以上増えていた。「本当に感謝という気持ちしかない。出会った人々が大きな財産。大変で苦しいときも、次にどんな人と出会えるかを考えていると旅が楽しくなった」と振り返る。
「歩き始めて良かった」
藤沢へたどり着いた17日、友人らと祝勝会を開き、最後の夜は地元で野宿。翌日、歩いて自宅へゴールした。旅を終えて戸高さんは「歩き始めて良かった。今は、出会った人々に、この挑戦が達成できたことを報告したい」と話し、「自分の挑戦を文章にまとめたり、この経験で得た楽な歩き方なども伝えていけたら嬉しい」と今後の豊富を語った。
戸高
御所見でスマホ相談4月23日 |
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