藤沢東ロータリークラブ(山口俊明会長)が11月26日、藤沢駅から建設中の市役所新庁舎へ続く歩道橋に、市民が憩えるベンチを備えたスペース「花咲く木陰ベンチ」を寄贈した。同日行われた寄贈式には、鈴木恒夫市長をはじめクラブのメンバー32人が出席。山口会長は「市民の皆様が憩い、集い、愉快な場所になるよう願っている」と有効利用に期待を寄せた。
同クラブは、「地元で何か明るい活動ができないか」と考えていたところ、メンバーから「高齢化社会となり、屋外でも少し身体を休める場所があれば安心なのではないか」と意見がでたことをきっかけに、今年3月ごろから準備を進めた。
寄贈した「花咲く木陰ベンチ」は、約5・5平方メートルの敷地にベンチ1脚と樹木(サルスベリ)1本、地被植物(ハツユキカズラ)49ポットを整備したもの。同クラブによると、ベンチは風雨に強く、木の優しい雰囲気のあるデザインにし、潮風に強いサルスベリを樹木に選んだ。街の雰囲気に溶け込むようなデザインに気を付けたという。「藤沢にとって規範になるように取り組んだ」
同クラブは、「春になれば樹木も葉をつけ、木陰に座れるように設計した。歩行の途中で体を休め、市民同士がコミュニケーションをとりやすい場になると嬉しい」と話した。
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