伝統技能を引き継ぎ、長年にわたり技能の練磨、後進の育成などに大きく寄与した市民を称える「第44回藤沢市技能者表彰式」が11月23日、藤沢市民会館で行われた。
今年受章したのは、技能功労者(60歳以上、従事歴30年以上)が30人、優秀中堅技能者(40歳以上、同20年以上)が28人、優秀青年技能者(40歳未満、同10年以上)が6人の計64人。鈴木恒夫市長は「日本のものづくりは、世界に誇れる技術レベルに達している。職人の伝統の技とまごころを、今後も次世代を担う子や孫の世代にまで伝承し続けてほしい」と語った。
同表彰は、市の技能振興事業の一環として、1974年に始まり、毎年11月23日の勤労感謝の日に行われている。
表彰された技能功労者は以下の通り(敬称略)。
【クリーニング職】野中正巳【建築大工】秋山武彦、矢部兼吾、一方井輝行【製菓技術師】牛王敏晴【造園師】北川又春【タイル工】宍戸徳治、須永隆【調理師】石山春雪、武藤一清、井口由美子、白井浩一、藤木信義、川口久雄、皆川正光【塗装工】諸星力【とび職】三觜壽則、鈴木一善【配管工】村上勇藏【建築板金工】指簱規治【美容師】関元義、加藤美千子、屋宮京子【理容師】中谷ヨウ、山崎冨久、小林すみ江、坂西保【自転車組立修理工】吉田喜一【フラワー装飾士】鈴木京子、池上勇助
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