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藤沢版 公開:2014年2月14日 エリアトップへ

市民主役の映画づくり始動  2月15日に説明会

公開:2014年2月14日

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「職業や経験問わず、老若男女気軽に参加を」映画「未来シャッター」のシナリオを手にワップフィルムメンバーら
「職業や経験問わず、老若男女気軽に参加を」映画「未来シャッター」のシナリオを手にワップフィルムメンバーら

 市民による映画制作を通じて、街おこしや他地域との連携を図ろう-。「NPO法人ワップフィルム」(本部・藤沢/高橋和勧(かずゆき)理事長)が進める藤沢を舞台とした映画「未来シャッター」ネットワークプロジェクトが始動する。2月15日(土)には新堀ライブ館(遊行通り)で、藤沢市や商工会議所をはじめ、出演希望者や制作スタッフ、賛同者に向けた説明会が開催される。午後5時30分から8時。誰でも参加可能。

 ワップフィルムは、市民や自治体、商店街による映画制作を通じて、地域活性化や地域ブランド確立につなげようと、2011年に発足したNPO法人。これまで、シャッター商店街と化していた東京都大田区蒲田を舞台とした地域映画「商店街な人」(10年)の制作をはじめ、同地区の空き店舗を活用した拠点「キネマフューチャーセンター」の設立を手掛けてきた。

 藤沢では、地域コミュニティである銭湯での映画上映会や、未来を考えるトークイベントなどを定期的に開催。藤沢を舞台とした映画制作の準備を進めてきた。

藤沢の人・産業にズーム

 今秋のクランクインを目指す映画「未来シャッター」は、13年度の藤沢市公益的市民活動助成事業の一環として、シナリオ作りを実施。前回、映画制作や街おこしにおけるノウハウを得た大田区民をはじめ、藤沢市民延べ200人で構想が練られ、中心メンバー5人で第1稿を完成させた。

 撮影は大田区と藤沢をロケ地に進められ、同区の中心産業であるものづくりの技術や工場のほか、藤沢の歴史ある建造物や藤沢宿、農業に光を当て、住民同士の交流、商店街や企業間のネットワーク構築によって、互いの地域活性化を狙う。こうした市民による地域映画を活用した他地域間の連携は前例がなく、今後モデルケースとして全国展開も見据えるという。

 標題「未来シャッター」には、カメラのシャッターを切る、店のシャッターを上げるなど、「市民が主体的に行動して未来を創っていこう」というメッセージが込められている。監督は高橋さんが務め、市民による出演は50人以上。約60分の作品に仕上げる。高橋さんは「地域映画の制作プロセスは街づくりそのもの。市民が主体的に関わることで、藤沢の明るい未来とシティプロモーションにつながる」と話す。

 問い合わせは同法人【電話】03・3573・5692へ。

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