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鎌倉

最新号:2010年8月27日号

4月からNPO法人「鎌倉てらこや」の事務局長を務める 力強く「てらこや」を引っ張る 上江洲(うえず)慎さん 長谷在住 26歳

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2009年4月17日号

 ○…「鎌倉てらこや」との出会いは早稲田大学2年生のとき。出身地である沖縄を研究しようと比較文化論専攻の池田ゼミへ。その年に動き出したのがてらこやプロジェクトだった。

 ○…3年生で合宿の班長や鎌倉巡りのイベントを担当するなど、本格的に関わるようになった。そして4年生で学生スタッフ全体のリーダーを務め、事業の全体を把握するように。大学院に進み、院生1年目は学部生のサポートを、2年目からは大人と学生のつなぎ役を担った。昨年は、学生側に軸足を置かず、一スタッフとして関わったという。

 ○…今年4月からはNPO法人「鎌倉てらこや」の事務局長を務めるため、都内から長谷に越してきた。唯一の職員として「陶芸」や「朗読」など各事業の進ちょく状況の管理から、書類の作成、予算管理などを行う。新居ではアルバイトスタッフである大学院の後輩と寝食をともにする。息抜きは都内で後輩たちと酒を酌み交わすこと。「飲みの席が好きなんです。沖縄出身者のコミュニティーもあるんですよ」と笑った。

 ○…同法人に「就職」した訳だが、そう決めるには紆余曲折があった。「一般企業で社会人経験を積もう」と昨年は就職活動に力を入れた。総合商社や生命保険会社、シンクタンクなど一流大手企業の門を叩く。しかし、いずれも最終面接まで進むものの納得の結果は得られなかった。その折、指導教授である池田先生から鎌倉てらこや専従の提案があったという。運営に深く関わってきただけに「やりたいという気持ちは強かった」。そして先生からの提案−。「やるしかない」と決断した。

 ○…「てらこやが日本の教育を変える」という、同プロジェクトを提唱する大人達の熱い想いに触発されたのも事実だという。「この活動にはロマンがあります」。夢は社会貢献できる仕事をすること。「てらこや」はそれを実践するフィールドのようだ。

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