最新号:2012年2月 3日号
2010年7月 9日号
○…若者の就労や自立を支援する場として、厚生労働省が民間やNPO団体に委託している事業、「地域若者サポートステーション(サポステ)」。昨年まで神奈川県には横浜市と相模原市のみだったが、先月末、小袋谷に3番目のサポステとして「湘南横浜」が開設された。自治体と協力しながら、湘南や横浜南部を対象に若者支援のため統括コーディネーターとしてその職務に就く。
○…「サポステは、就職先を紹介するハローワークとは違い、就職活動の前段階の手助けと言える。例えば、コミュニケーションが苦手な方には地域活動団体を紹介して社会参画の機会を提供したり、引きこもりの方には必要があれば医療機関を紹介したりなど、相談者によって出口はさまざま」。つまり、若者と社会の“つなぎ役”のような存在だ。対象年齢も15歳から30代までと幅広い。
○…湘南・横浜サポステを運営するのは若者支援を行う(株)K2インターナショナルジャパン(横浜市)。その社員として就職や自立に悩む若者と向き合ってきた。「元々は個人で小さく支援してきたが、自分たちの土台をしっかりしてこその支援だと、あえて法人化した団体」という。
○…同社の前は大手證券会社で働いていた。「3年ほど勤務していたが、大きな会社で働いていることのむなしさを感じてしまって。誰のために働いているのかが分からなかった」。そんな時出会ったのが今の会社だ。「目に見える誰かのために働きたい」と、転身を決意。約15年間、訳あって家族と暮らせない若者たちとともに生活するなど、人生そのもので関わりあってきた。
○…鎌倉での活動については「学校との連携を築いていきたい。学校への出張相談などを行い、高校卒業後でも、誰もが社会との接点を持ち続けられるようサポートしていきたい。サポステにも気軽に訪れてほしい」と話した。