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2010年8月 6日号
鎌倉で湧き出た温泉水をペットボトルに詰めた「鎌倉美人」がこのほど完成した。手がけたのは鎌倉市内にも支店を持つ(有)井戸屋(茅ヶ崎市・綾久社長)。鎌倉産のミネラルウォーターとして市内限定販売を予定しており、8月19・20日(木金)の鎌倉宮例祭で初披露する。綾さんは「美容効果が高いとされるメタケイ酸が多く含まれた温泉水です。ぜひ試飲下さい」と話す。
この「鎌倉美人」は、500ミリリットル入りのペットボトルで、赤と白のラベルが特徴。販売価格は200円を予定する。
この温泉水が湧き出たのは同社所有地の市内梶原。2006年8月に防災用井戸として掘削中に150mの地下から「明らかに違う水質」の地下水が湧き出たという。井戸水として神奈川県温泉地学研究所に検査を依頼し、その後神奈川県の温泉審議会で正式な温泉として許可され、成分は温泉法の「温泉」に該当したという。さらに、(財)北里環境科学センターでの試験で飲用温泉水として基準を満たすことが分かった。
成分で注目したのが豊富なメタケイ酸の含有量。1ℓあたり70mg近く含まれ、いわゆる美人湯といわれる温泉より高い数値だった。
メタケイ酸とは、肌や毛髪、血管、骨などを構成する成分とされ、加齢とともに蓄える力が衰えるという。体内で作ることができないため、今回湧き出た温泉水が飲用に適するとあって、同社では美容効果を期待し「鎌倉美人」と命名、発売を決めた。
今月19・20日の鎌倉宮(市内二階堂)例祭で、初めて「鎌倉美人」を販売する。綾さんが国学院大学の出身で、同宮の宮司らと同窓である縁から例祭で「お披露目」の場を得た。
綾さんはこの温泉水について「希少性の高いものなので、大量の販売は考えていない。鎌倉限定にしたい」と話す。同社では現在、この温泉水成分に注目した横浜国大と共同研究を行っており、新たな商品も企画しているという。詳細は【フリーダイヤル】0120(11)3286・同社まで。