鶴岡八幡宮「宝物殿新春特別展」 大銀杏、最後の公開か 倒伏後、幹の一部を初公開 2月6日(日)まで
鶴岡八幡宮の宝物殿新春特別展で、昨年3月に倒れた大銀杏の幹の一部が公開されている。2月6日(日)まで。同宮では「樹齢1千年といわれた大銀杏を間近でご覧になれる最後のチャンスかも知れません」と話す。
宝物殿の新春特別展は年ごとにテーマが設けられており、今年は「大銀杏の想い出と新春収蔵品展」と題されている。
大銀杏は「たらちね」と呼ばれる部分や、樹幹の一部を展示。大銀杏は倒伏以来、同宮で保存・乾燥が行われており「すべて乾燥させるには、あと2年から3年はかかる」と同宮は話す。
昨年3月から5月に設置された、芽吹きを祈る記帳所にも、全国から約6万5千人の記帳者が訪れている。同8月に舞殿をステージに行われた「鎌倉音楽祭」では、植村花菜、KAN、JUJU、平原綾香らアーティストが再生を願い「千枚の手のひらを」(川江美奈子詞曲)の楽曲を奉納した。
特別展では、大銀杏の現物のほか、平山郁夫による掛け軸、三塩清巳氏による額装、尾崎左永子氏による献詠歌など大銀杏にまつわる作品を展示。また「伝源頼朝坐像」「十二単(時姫)」などの収蔵品も展示されている。拝観料200円(子ども100円・幼児無料)。
詳細は【電話】0467(22)0315・鶴岡八幡宮へ。
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