江ノ島電鉄(株)(深谷研二社長)は全線開通100周年の社会貢献活動の一環として今月21日、鎌倉と藤沢の両市に105万6500円ずつを寄付した。当日、深谷社長が鎌倉市役所を訪れ、松尾崇市長に寄付金を手渡した(写真)。
同社が定期乗車券発売枚数に応じた金額(1枚につき100円)を、地域の環境保全に役立ててもらおうと実施したもので、鎌倉市は一般廃棄物処理施設の建設基金に、藤沢市は環境基金にあてられる。
深谷社長は同日午後、藤沢市役所も訪れた。
同社は、1900(明治33)年に前身の江之島電気鉄道(株)が設立、02(明治35)年に藤沢と片瀬(現江ノ島駅、藤沢市)間が開通し、10(明治43)年には藤沢と小町(後に鎌倉と改称)間が開通し、全線開業となる。現在、藤沢・鎌倉間の全長約10キロメートルを34分間で結ぶ。
鉄道業の他に、バスやタクシーなどの一般乗合業、不動産業、観光業を手がけている。
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