円覚寺伝来の袈裟「伝法衣(でんぽうえ)」と、同寺仏殿の設計図「仏殿造営図」が国指定重要文化財指定に向け、答申中だ。文化庁の文化審議会文化財分科会が今月18日に、文科省へ答申。指定されれば、鎌倉市内で199件目となる。指定文化財は、国宝や県・市指定を含めれば576件にのぼる。
伝法衣は、12から14世紀頃のものとされる。金紗や顕紋紗と呼ばれる文様表現が南宋から元時代の特徴を示しているという。
仏殿造営図は断面図と平面図の清書(安土桃山時代)で、同寺の仏殿の再興のために作成されたもの。当時の禅宗建築を伝える図で、史料価値が高いという。
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