神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2011年11月11日 エリアトップへ

七里ガ浜高 米ブーンズボロと姉妹校 国際交流を強化 海外に2校目

教育

公開:2011年11月11日

  • X
  • LINE
  • hatena
ペギー・ピュー校長と吉田校長
ペギー・ピュー校長と吉田校長

 県立七里ガ浜高校(吉田幸一校長)は先月27日、米国メリーランド州のブーンズボロ高校と姉妹校協定を締結した。同校の海外姉妹校は韓国の水原(スウォン)外国語高校に続き2校目。来春にはブーンズボロ高生徒の訪日も検討されており、吉田校長は「今後とも交流を深めたい」と話す。

 メリーランド州と神奈川県との友好提携30周年事業として、先月26日から5日間、黒岩祐治県知事ら関係者が同州とワシントンD.C.を訪れた。吉田校長も随行し、直接ブーンズボロ高校を訪問した。

 吉田校長は、七里ガ浜高の生徒と職員が事前に折った千羽鶴を持参。また、「米国の生徒に理解してもらいたい」と、鶴の一つ一つに想いがこもっているという英語の解説も添えた。「日本ならでは」と、パンフレットは和紙でつくる工夫も。

 茶道師範の資格を持つ吉田校長は、着物姿で会場に入場。地元の小学生による「さくらさくら」の唱歌が響く中で、茶を点てたという。同校には、日本語学科があり、同科生徒は「着物姿にとてもエキサイトしていた」(吉田校長)。

 七里ガ浜高では、体育祭や文化祭などをはじめ、部活動紹介など、生徒がどのような生活を送っているかを知ってもらうため、協定締結日に英語版のホームページを開設。まずは、両校生徒同士による電子メールの交換をする予定だ。

 ブーンズボロ高では来春の訪日を希望しており、直接の交流も検討されている。吉田校長は「いずれは『フェイスブック』を活用した交流なども興味深い」と一層の交流を期待する。

 今回、ブーンズボロ高と姉妹校提携した県立高は七里ガ浜だけ。以前から、英語圏の学校との交流も要望してきた経緯があり、県高校教育指導課では「その希望を把握していた」として、「総合的に判断」し、吉田校長の随行となった。校長は、民間企業出身で海外経験も豊富なことも、影響したようだ。

 ブーンズボロ高は4年制(15歳〜18歳)で男女別学、生徒数は990人(七里ガ浜高は830人)。
 

鎌倉版のトップニュース最新6

建長寺に「さわる模型」

建長寺に「さわる模型」

大下さん、10年越しで夢叶う

4月26日

交番AEDで女児救う

交番AEDで女児救う

鎌倉署、高原さんに感謝状

4月26日

松岡選手、プロ転向目指す

松岡選手、プロ転向目指す

テニス 世界ジュニアで8勝

4月19日

「メイ アイ ヘルプ ユー?」

「メイ アイ ヘルプ ユー?」

鎌倉駅で観光案内、滞留抑制

4月19日

官民連携で孤独、孤立対策

「つながり」創出へ仕掛け

官民連携で孤独、孤立対策

プラットフォーム創設

4月12日

深沢高、最後の入学式

深沢高、最後の入学式

3年後に藤沢清流と統合

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook