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鎌倉 人物風土記

公開日:2012.01.06

「玉縄城址まちづくり会議」の会長を務める
荒井 章さん
植木在住 

多足のわらじにも「本気で」



 〇…玉縄城址まちづくり会議の会長として、地域活性化のために奔走している。今年は、玉縄城500年祭の成功にかける。また鎌倉世界遺産登録推進協議会委員として、地元の玉縄と市全体の両面からまちづくりに取り組む。「まちづくりは人任せにしない。当事者責任を負う市民と行政が、垣根を越えた協働によって進めるべき。七曲坂の改修も玉縄ふるさと館も玉縄アカデミアも、その市民行政の協働の成果です」と力強く語った。



 ○…「世界遺産登録後のまちづくりが鎌倉市民のあたらしいテーマ。豊かな自然と一体化している鎌倉の歴史と文化財を積極的に活かし守り伝えていく活動は、世界遺産指定地域もそれ以外の地域の活動も同じであり、相互に連携して進める課題です」



 ○…発する言葉に力がある。野球の選手で柔道の黒帯でヴァイオリンを弾きチェホフの舞台にも立って、友人もびっくりさせた学生時代。広告会社に勤めながら大学の講師を務め、4つの学術会議で活動、絶えず複数のわらじを履いている。趣味も、五段の囲碁をはじめ、ゴルフ、墨書、ギターなど多岐にわたり、どれにも手を抜かない。「広告総論」「マーケティング概論」「トランス発想論」「瞑想と発想12のインパルス」、また詩集「暗夜飛行」、翻訳「ジェラルディン・ルーミーの詩」などの著書がある。



 ○…詩人「あらかみさんぞう」というもう一つの顔をもつ。昨年末に第二詩集「悩むひとへ キャッチボールしよう」を出版した。「送り手と受け手の相互作用をスパークさせる」として、詩集には優しく力強い問いかけがある。「社会のシステムより、生きものとしてのルールを優先させて”まじめに”生きる」人間の在り方を社会へ投げかける。「あなたのイノチの可能性をぜんぶ生きなきゃあなたが生きたことにはなりませんよ」と。現代詩を一人でも多く読んでもらう運動を進めると目を光らせた。

 

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