市民活動団体「鎌倉市政を考える市民の会(山村みや子世話人代表)」は今月22日、若宮大路に4本の黒松の植樹を行った。
これは、県藤沢土木事務所と市都市景観課との協働事業として、4年前から同会が主催している「若宮大路松並木再生プロジェクト」で、松並木が海岸まで続いていた昭和初期の姿を再現し、若宮大路の景観を維持していこうという活動。この日までに植樹した松は合計で21本になる。
当日は天候に恵まれ、暖かな日差しのもとに10人が集合。茅ヶ崎海岸の防砂林から間引いた高さ約1m、樹齢5、6歳ほどの黒松の苗木を、若宮大路の海岸寄り、両側の歩道に2本ずつ植樹した。「若い樹のほうが育つ過程も楽しめるし、目線の高さが近い子どもにも関心を持ってもらえる」と同会。今までに植えた松は「100%順調に育っている」とし、「地道に続けていくことに意義がある」と話した。
同会によると、若宮大路には一の鳥居から海岸線までの間に、この日の4本を含み242本の松が植わっており、桜88本、タブの木など23本を合わせると街路樹は全部で353本。鶴岡八幡宮の段葛の桜約300本を含めると街路樹は650本を超えるという。
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