日本マクドナルド株式会社(東京都新宿区・原田泳幸代表取締役会長兼社長兼CEO)は、県内の小学校を代表して市立山崎小学校(市内山崎・林紋子校長)の新1年生を対象に今月13日、同社の地域貢献活動の一環として防犯笛の贈呈式と防犯ワークショップを行った。
日本マクドナルドでは、吹くと「ピーッ」と大きな音で危険を知らせることのできる防犯笛を新入学児童に提供し、子どもの防犯意識を啓発する活動を2003年から行っている。
沖縄県での活動を皮切りに10年目を迎える今年は、新たに東京都、神奈川県など14都府県を加え、全国47都道府県、計87万4260個の防犯笛を寄贈した。
神奈川県での活動は今回が初めてで、同社からの呼びかけに県内14の教育委員会が応じ、計8850個が配布された。
防犯笛寄贈にあたり県内の小学校を代表して、新入学児童数が多い鎌倉市から山崎小学校が選出。今月13日には、林校長と代表児童2人が目録と防犯笛を受け取った。
ドナルドが防犯教室
式の前には、この4月に入学したばかりの新1年生116人に対し、同社のキャラクター「ドナルド・マクドナルド」による防犯ワークショップが行われた。
県警職員や大船警察署員らが見守る中、「ドナルドの防犯教室」と題して行われたワークショップは、「じぶんでじぶんをまもることについてかんがえよう」をテーマに、「周りで起こっている事件は」「事件に遭わないようにするには」などの質問が児童に投げかけられ、子どもたちは元気よく答えていた。
教頭先生が知らない人にふんし、児童を連れ去ろうという設定のシミュレーションゲームでは、「君の家族が事故に遭った。一緒に病院へ行こう」と話しかけられた児童が「なんでそんなこと知っているの」と切り返す場面も。
最後は体育館いっぱいに児童が広がり、ドナルドと一緒に、県警推奨の防犯標語の歌を歌い、踊った。
同社は「今後も続けていきたい」と話した。
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