(社)市観光協会では、今月12日から毎年恒例の「納涼うちわ」を販売している。
毎年鎌倉にゆかりのある画家に依頼し、36作目となる今年の絵柄は、市内在住の日本画家、福井良宏氏が描いた「ほたるぶくろ」。蛍が光を放ち、花の周りを飛び交う様子が描かれている。福井氏への依頼は今回が初めて。
うちわは1本300円(税込み)。竹製で1本ずつ手作りしており、形もオリジナル。制作数は1万2500本で、節電の影響で売れ行きの良かった昨年よりも1300本多い。50本以上の注文で裏面に名入れもでき、同協会によると「販売に先駆け、多くの問い合わせがきている」という。
JR鎌倉駅東口の観光総合案内所や観光協会事務局などで販売中。電話・FAXでの受付、郵送も可(送料は別途)。同協会では「昨年に引き続き今年も完売を目指す」としている。
絵柄を描いた福井氏は、1955年東京生まれ。お茶の水美術学院卒業、京都で日本画を学んだ。鎌倉をはじめ都内や横浜などで数多くの個展を開いている。同氏は、「より涼しさを感じてもらいたいとの思いから、青系の絵柄にした」とコメントしている。
※「納涼うちわ」は6月14日現在で完売いたしました。
問【電話】0467・23・3050市観光協会まで。
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