ホスピタリティに溢れるまちを目指して、鎌倉商工会議所が初めて企画した「鎌倉おもてなしコンシェルジュ養成講座」が10月15日に開講し、市内事業者らを中心とした33人が参加した(開講式は1人欠席)。
開講式には、同商議所の大崎哲郎会頭をはじめ、養成講座を担当する「鎌倉ホスピタリティ推進協議会」の山本元洋会長、商議所の藤川譲治観光部会長、また1回目講師を務めたホスピタリティ教育研究所の佐田宏代表らが出席した。
山本協議会会長は、「初めての取り組み。意識の高い方々にご参加いただいた」と挨拶し、鎌倉の街のおもてなし向上の一助になればと期待する。
開講式後には、「おもてなしコンシェルジュとは」と題して第1回講義を実施。講師の佐田さんは、鎌倉について「自分たちの街を好きな人が多い」と高く評価。商店街などの単位ではなく、今回のような街全体を対象とした「ホスピタリティセミナーは初めて」と話していた。また藤川観光部会長は、鎌倉について「全国を代表する街であることは間違いない。首都圏の方にとって、京都や金沢とは異なり普段からよく訪れるお気に入りの場所」と特徴を説明した。
初開催のこの養成講座は、同商議所が2006年度に始めた「ホスピタリティ推進運動」の一環。鎌倉の世界文化遺産登録を見据え、観光客や地元消費者に対して、他の模範となるリーダー的人材の育成を目的とする。講座は専門講師による6回。最終的にレポートを提出し、同コンシェルジュ認定証とバッジが授与される。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
台湾への募金箱設置4月19日 |
|
|
|
鎌倉山かるた会 大会で躍進中4月19日 |