締切間際に応募したという岩田さん
市内扇ガ谷在住のフリージャーナリスト・岩田薫さん（59）が紙販売の老舗、柿本商事（株）（京都市）が主催する第３回「恋文大賞」で、一般の部の審査員賞を受賞した。応募作品４９１５通の中から選ばれた。
岩田さんは４年前に亡くした愛犬のラブラドールレトリバーへの思いをつづった作品「三本足の龍馬君へ」を執筆した。「動物に対する手紙は珍しかったようです」と岩田さんは話す。
龍馬君は、生後11年目にガンで前足を切断、その後も苦難を乗り越え３本足で歩けるようになったものの、ガンが再発。最期は岩田さんが看取ったという。
この恋文大賞は、紙の文化を大切にしようと柿本商事が２０１０年に初開催した。応募作品は、できる限り手書きとなっている。
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