最近、馴染みの少ない一風変わったタクシーが市内を走っているのを見かけたことはないだろうか。
これは、「ユニバーサルデザインタクシー」(UDタクシー)=写真。車両後部のスロープや乗降口の低いステップなど、高齢者や障害者など社会的配慮が必要な人に利便性が高い設計となっているが、ベビーカーやスーツケースなど大きな荷物でも収容でき、誰でも利用できるタクシーとして、普及してきている。料金やメーターは従来のタクシーと変わらない。
国土交通省が、2011年度にUDタクシー普及促進のための補助金制度を導入。市では、昨年末に策定された、国の支援を活用するための事業計画をもとに、13年度末までに市内で計6台を目標に導入を促進する方針だ。
市内の事業者では唯一UDタクシーを導入し、現在2台を運行している大船自動車(株)(横山英夫社長、市内植木)では、「まだ乗車に戸惑っている人が多い。利用者には『広くていいね』と好評」としている。
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