３月19日付けで鎌倉署長に就任した。川崎臨港警察署の交番勤務から始まり横須賀、県警本部、相模原など異動は19回目。中でも少年課には延べで約15年務めた。「悪いことは悪い、と早いうちに教えること。家庭・学校・地域の連携で温かく見守ることが大切」と語る。前任の第１交通機動隊では、隊長として交通事故死亡抑止のため、違反の取り締まりなどを行った。
57歳、警視。横浜市保土ヶ谷区出身。ジョギングや散策が趣味。「鎌倉も歩いて回りたい」と話す。「勇猛果敢に」「悪いやつは許せない」の信念で警察官の任に就いてきた。鎌倉署員には「元気、思いやり、感謝の気持ちを持ち、仲間を大切に」と挨拶をした。
今年７月に、鎌倉警察署は現在の場所から由比ガ浜の新庁舎へ移転する。６月には「武家の古都・鎌倉」の世界遺産登録可否が決定。登録が実現すれば今よりもさらに観光客の増加が予想される。就任早々大きな案件が控え、「市や住民、関係機関と連携して、交通の問題や犯罪抑止などへの対策をとり、より良いまちづくりをしていきたい」と意気込んだ。
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