市内腰越地区にある広町の森で、緑地保全活動を行う「鎌倉広町の森市民協議会」(黒川弘理事長)が、3月27日、市内で初となる「認定NPO法人」(認定特定非営利活動法人)として県から認定を受けた。県内のNPO法人は3200余りあり、そのうち認定は9法人に留まる。
認定NPO法人になると2千円を超える寄付額の40%が所得税から控除されるなど、寄付者に税制上の優遇措置がとられる一方で、組織運営や事業活動、財政状況の審査が行われる。今回は10年来の緑地保全に携わるボランティア活動などが評価されたという。
同会は2003年に発足。田植えや自然観察会などを行う5つの会を支援している。現在は2年後に広町の森で開園予定となっている都市林公園の維持管理を担う指定管理者受託を目指しており、同会では「この度、認定NPO法人になったことで受託に向けた重要な足固めとなりました」としている。
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