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鎌倉版 公開:2013年6月21日 エリアトップへ

5月30日に神奈川県土地家屋調査士会の会長に就任した 岩倉 弘和さん 岩倉事務所(佐助)所長 53歳

公開:2013年6月21日

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不動産守る専門家

 ○…神奈川県内13支部883人の土地家屋調査士を束ねる。4年間副会長を務めたのちの就任で、周囲からの期待も大きい。「理事会のメンバーは若手も多く、それぞれ能力がある人ばかり。行政とも連携を強めてこの仕事をより市民に親しみのあるものにしたいですね」と柔らかい表情を見せる。

 ○…家を新築する際など、土地や建物の測量・登記が必要なときに活躍する土地家屋調査士。「仕事の認知度を高め、信頼を得ていきたい」と意気込む。同会が行う市民向け相談会などもこうした取り組みの一つだ。「今後は依頼前にインターネットで事務所を調べる方が増えるはず。客観的に調査士の資質を判断できる仕組みを整えていきたい」と柔軟な姿勢をみせる。

 ○…父がサラリーマンから土地家屋調査士に転身し、大船に事務所を開設したのを機に6歳から鎌倉に住む。実は祖父も「調査士」で、二人の仕事ぶりを目にすることも少なくなかったが「夏は汗だくになって地面を掘り返していた。ミリ単位の精度も求められるし、正直自分はやりたくないと思っていました」と苦笑い。しかし大学に入学した頃から仕事の魅力に惹かれ、猛勉強の末に24歳で資格を取得した。「日中は外に出て帰ったら図面を引く。タフじゃないとできませんがその幅広さが魅力。土地の境界を見つけるのは、ちょっとした謎解きのようで楽しいんですよ」と充実感をにじませる。30代は青年会議所に所属。イベントを取り仕切るなど何事にも積極的な姿勢で周囲を巻き込み、引っ張ってきた。

 ○…趣味はスノーボードや急流を下るラフティングなど多彩。「サーフィンやバンジージャンプにも挑戦したい」と笑う。現在は栄区在住だが、佐助に事務所を構え顧客のほとんどが鎌倉と地域に根差した仕事を続けている。自らの業務と会長の掛け持ちはハードだが、持ち前のバイタリティで乗り越えていくにちがいない。
 

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