「WORLD CAFE@高校生・震災から2年半経った今、私たちにできる応援」が8月11日、鎌倉生涯学習センターで行われた。これは、今年2月、七里ガ浜高校の生徒が中心になって開催した、高校生主体の被災地支援について意見交換を行うイベントの第2弾。大学生になった実行委員が運営し、当日は市内外から高校生5人が集合した。
参加者は街頭募金や現地での肉体労働など、ボランティア経験があり、これまでの活動を発表しながら「これから求められる支援」について話し合った。
その中で注目したのは「心のケア」。触れることで癒しの効果が得られるマッサージ法など、誰でも習得可能な技術を持って現地で活動する、という案の他に、交流を通して楽しい時間を提供することで、被災者を元気づけては、といった案が出された。
最終的に「東北物産展などの企画を行い、被災地からゲストを招く」「SNSを活用して状況を把握しやすくする」などの意見に集約された。実行委では、「今後、他の団体とも連携しながら実現の可能性を探りたい」としている。
参加した七里ガ浜高校3年の石川哲郎さんは「大人からのアドバイスもあって、具体的に考えられた」と話し、鎌倉高校2年の堀畑貴久さんは「高校生同士で意見を言いやすかった。これからも支援に関わりたい」と語った。
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