華道家として国内外で活躍する假屋崎省吾さんの作品展「假屋崎省吾の世界〜百花絢爛〜」が、10月30日から円覚寺山内の佛日庵で始まった。
華道歴30周年を迎えた假屋崎さんが、鎌倉で開催する初めての個展とあって初日から多くのファンが来場。会場には、菊の名所として知られる茨城県笠間市の大輪の菊をはじめとする秋の花材を中心に、流木などを用いたダイナミックな作品が展示され、假屋崎さんならではの繊細かつ豪華絢爛な世界に観客は息を飲み見入っていた。
町田市から二人の子どもと訪れた女性は「前後左右どこから見ても計算し尽くされた美がある。外国の花を使っていてもお寺という和の空間と見事に調和していて素敵だなと思いました」と話した。
假屋崎さんは「秋の北鎌倉という情緒あふれる雰囲気のなか、円覚寺のような由緒正しい場所で作品展が開催できることは夢のようで本当にうれしい。『これを見なければ人生の損だ』と思うぐらい、心を込めて作品を作りました。本物の美に出会いにぜひいらして下さい」と話し、「ご縁があればぜひ今後も」と第2回、第3回の鎌倉での個展にも意欲を見せていた。
同展は11月8日(金)まで開催中。11月2日(土)の午後を除いて、假屋崎さんも在室し、随時サイン会なども開催される。
展示時間は午前9時から午後4時まで。料金は当日800円(別途拝観料300円が必要)。詳細は公式サイト【URL】http://kamakura-kariyazaki.com/などで。
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