第33回「全国中学生人権作文コンテスト鎌倉市審査会」の表彰式が11月14日、市役所で開かれた。今年は市内の国公立、私立中学から569作品が寄せられ、14作品に賞が贈られた。
同コンテストは法務省と全国人権擁護委員連合会が主催するもので、鎌倉の審査は市人権擁護委員会が行っている。同委員会の入野裕江会長は「いじめや虐待、戦争と平和、障害者の問題など幅広いテーマがあり、審査員一同とても考えさせられた」と話した。
当日は受賞者12人が出席し、「いじめから学んだこと」で市長賞を受賞した腰越中3年の汐田樹希亜さんが作文を朗読発表。小学3年生で福岡県から神奈川県に引っ越してきた汐田さんは、方言をからかわれたことがきっかけで話すことができなくなり、友達が出来なかったというエピソードをもとに「自分と同じような辛い気持ちを、ほかの人にさせないようにしたい」と語った。
市長賞を受賞した5作品のうち、美良恵南さん(御成中3年)の「本当の自分」と汐田さんの作品は県大会で金賞を、上野澪音さん(腰越中3年)の「僕たちは一人じゃない」は県大会で銀賞を受賞している。
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