ソフトテニス界に新星現る 第二中 鈴木優美さん
市立第二中学校ソフトテニス部に所属する鈴木優美さん(2年)が、3月26日から28日に三重県伊勢市で行われた「第25回都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会」に県代表として出場した。
全国から強豪が集まるなか、同大会で横浜市の領家中学の上級生とのペアでベスト16という成績を収めた鈴木さん。「まずは挑戦、という気持ちで挑んだのでベスト16まで進むことができてうれしい。次はもっと上を目指したい」と強い眼差しで語る。
堅実さが武器
鈴木さんは身長152cmと小柄ながらも、ラケットを握るとその存在感は人一倍。練習でも常に集中し、正確なショットを打ちこんでいく。同部男子部のコーチを務める父親の忍さんが「堅実なプレーが持ち味」というように、後衛としてコート後方で冷静沈着にゲームの流れを見つめる。「相方となる前衛に、気持ちよく打たせることが大切。ねばり強くボールを追う事に集中しています」と自身のプレーについて語る。
コートでの姿とは裏腹に、部活仲間と談笑する姿は中学生そのもの。部のムードメーカー的な存在でもあり、鈴木さんは「部活はみんな仲がいい。一緒に練習するのが楽しい」と話す。
「目標は全国8強以上」
テニスとの出会いは小学1年生の時。父・忍さんの影響で横浜のスクールに通い始めると、次第に頭角を現していった。
6年生で出場した全国大会では、ダブルスで5位、シングルスで3位に入賞。中学に進学してからも県中学校ソフトテニス選手権大会湘南ブロック大会で優勝するなど、目覚ましい活躍を見せ17歳以下の神奈川県強化指定選手にも選ばれている。今年の目標を尋ねると「全国大会でベスト8以上」ときっぱり。そのために熱のこもった練習を重ねている。
駅前朝市に3500人3月29日 |
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