ひまわりやアヤメ、桜―。刺しゅうで描かれた色とりどりの花々が、鎌倉駅前のカトレヤギャラリーを訪れる人の目を楽しませている。
約50点に及ぶこれらの作品は、全て扇ガ谷在住の橋本ちゑさんの手によるもの。橋本さんは80歳のときに仲丸ますみさんからフランス刺しゅうを習い始め、107歳になった今でも月に1回、レッスンを自宅で受けている。仲丸さんがデザインした図案を次回レッスンまでに完成させるペースで制作しており、1作品にかかるのは1カ月ほど。しっかりとした手つきで針を布に通していく橋本さんは「勉強は得意ではないけれど、昔から手先は器用だったから」とはにかむ。20年以上、指導にあたる仲丸さんは「間違いを指摘すると全部ほどき一からやり直して完璧に仕上げる。素晴らしい出来の作品ばかり」と話す。
橋本さんの初となる個展は9月14日(日)まで、カトレヤギャラリー(小町1の5の27)で。午前10時から午後5時(最終日は4時)まで、入場無料。
問合せは【電話】0467・23・2818加藤さんへ。
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