福島県から幼い子どものいる家族を招いて「鎌倉で遊ぼう」と題した催しが、8月16日から19日まで行われた。
原発事故後の放射線への不安から外遊びができない福島の子どもたちに、遊びの場を提供しようと行われたもので、市内の様々な宗教団体で作る実行委員会の主催。今年が2回目。
参加した18家族60人は、建長寺に宿泊しながら小町通りや大仏殿といった鎌倉市内の散策のほか、新江ノ島水族館の観覧、海水浴などを楽しんだ。
3日目の18日には、カトリック由比ガ浜教会に約15mに及ぶ流しそうめんが登場。子どもたちはそうめんが流れるたびに歓声を上げ、美味しそうに食べていた。
昨年に続いて参加した阿部愛美さんは「普段は7歳と2歳の息子を外で遊ばせられないので、こうした機会はうれしい」とし、実行委員の山根憲次さんは「鎌倉にいる間は放射線の事を忘れて、子どもたちに力いっぱい遊んでもらうとともに、両親にとって息抜きの時間になれば」と話した。
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