市内今泉台在住の画家・吉川淑子さんは11月28日、市立第二小学校に作品２点を寄贈した。
油彩で描かれた作品はいずれも１００号サイズで、題は「子どもの詩」。下駄箱前と体育館へ続く廊下に飾られた。元気な子どもたちをイメージし、鯉のぼりがモチーフに選ばれているという。
吉川さんは「みんな違ってみんな良い、という気持ちを込めて作品の中に多くの道を描きました」と話す。
今回の寄贈は、子どもの成長を願った作品を数多く制作している吉川さんが「日常的に子どもたちに親しんでもらえる場所に作品を飾りたい」と市教育委員会に打診したことがきっかけ。作品の資料を見て設置を決めたという同校の吉田真弓校長は「見た瞬間に温かみのある素晴らしい作品だと思った。本物の芸術を児童たちに肌で感じて欲しい」と語った。
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