グーグルロゴコンテストで優秀賞
イラスト同好会所属の脇田崇志さん(1年)がインターネット検索サイトのGoogleが主催する同社ロゴのデザインコンテスト高校生の部門優秀賞に選ばれた。同校では4年前から美術の授業の一環で同コンテストに取り組み、4年連続で受賞者を輩出した。
今年度から同校に赴任した美術の横山文靖教諭は「デザインとは何かを学ぶには絶好の機会。この良い伝統を引き継ぎつつ、さらに発展させていきたい」と意気込む。
今年の募集テーマは「忘れられない瞬間」。脇田さんは「何を描こうか考えたとき、自分の『忘れられない瞬間』は幼いころに浜辺で遊んでいたことだった」と振り返る。そこで「あの日の浜辺」と題し、楽しかった思い出を海水の光の反射や、熊手で書いた文字で表現した。
小学生のころから絵やマンガを描くのが好きだったという脇田さん。そこで培われた画力と、今回のテーマに沿った発想力が評価された。
脇田さんが所属するイラスト同好会は、横山教諭が11月に立ち上げたばかり。アニメやイラスト、マンガ、ゲームなどに興味を持つ生徒らを中心に1年生から3年生まで14人が在籍しており、脇田さんはテニス部との兼部で活動している。
幸先の良い受賞に、「県内にはいくつか美術の『強豪校』がある。まずは画力など基礎的な力で並ぶことを目標にし、活発な会にしたい」と横山教諭は話す。
脇田さんも「今の目標は美大へ行くこと。そのために、基礎練習を怠らず、どんどん経験を積んでいきたい」と意気込む。
チームワークで地区大会制す
女子バレーボール部は、11月に行われた湘南地区高等学校バレーボール冬季大会でブロック優勝し、1月17日から行われる新人戦でのシード権を獲得した。
11月23日に行われた冬季大会。18校が2ブロックに分かれ、トーナメント形式で行われた。
初戦の鎌倉女学院戦は2対0で快勝、日大藤沢との準決勝は苦戦しつつも2対0、湘南高校との決勝戦も2対0といずれもストレートで勝ち進んだ。
顧問の永井正人教諭は「初戦を大差で勝ったことで、第2戦は気の緩みがあったが、決勝では次につながるいい戦いができた。会場が大船高校の体育館だったため、熱い応援も選手たちを後押ししてくれた」と振り返る。
同部は体育館を使用する他の部活との兼ね合いもあり、バレーボールコート一面が使えるのは水曜日のみ。それ以外の日は半面コートや屋外、ほかにも朝の時間を使うなどして練習している。
昨年の同大会は1回戦負け。エースアタッカーでキャプテンの塩川悠依子さん(2年生)は「上級生がいなかったため、1年生主体のチームで力が及ばなかった」と振り返る。
主力が残る今年のチームは経験値が高いことに加え、1、2年生のチームワークの良さが強さの要因という。塩川さんは「今年は1年生が7人も入部してくれた。高校からバレーを始めた人もいるが、練習中も笑顔が絶えない仲の良さを武器に、関東大会出場を目標に頑張りたい」と意気込みを語った。
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