愛犬との散歩時に、地域の安全を見守る「わんわんパトロール」を実施している大町4丁目自治会は12月7日、大町会館で同事業の1周年を記念した講演と情報交換会を開催し、約20人が参加した。
この日は湘南獣医師会の深作恵さんが、ペットの飼い主のための「災害時の心構え」について、実例を交えながら分かり易く解説。「先ず自分の身を守り、愛犬と共に避難する」「鑑札、注射済票、連絡先を書いた名札を付ける」「マイクロチップを装着する」「社会性を身につけた犬に育てる」「飼い主は日頃から心の準備をしておく」など、10項目を災害時の注意点として挙げた。
また猫については一緒に避難できなかった場合、外から見えるところに猫の表示をする、猫の逃げ場を把握、作っておくことなどが必要とし「人に頼るのではなく、自分で日頃から心構えをしっかり持ち、備えることが大切」と強調した。
また、湘南獣医師会の齋藤隆会長も出席し、参加者からの質問に答えた。
講演後、情報交換会が行われ、「わんパトの黄色い腕章を付けていると、よく声を掛けられる」「小学生が一緒についてきた」など地域の人と顔見知りになり、話す機会が増えたといった感想が出された。
わんわんパトロール隊は現在、隊員32人、39頭で、スタート時から5割増えたという。
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