鎌倉市は5月16日、「ごみの少ない鎌倉を目指して」と題したシンポジウムを、鎌倉生涯学習センターホールで開催した。
これはごみ減量に関する市内外の団体、事業者の事例を紹介し、鎌倉市全体でも取り組みを進めようと行われたもの。開会に先立ち松尾崇市長は「様々な事例に学んで環境先進都市を目指したい」と挨拶した。
事例紹介では「鎌倉を美しくする会」の高田晶子さんが、「食品は賞味期限順にストックして食べ切る」「水廻りを汚さない工夫」など「ごみを出さないライフスタイル」について、約半年で生ごみ処理機100台を普及させる運動に成功した鎌倉ハイランド自治会の高橋巌会長が、その具体的な取り組みについて発表した。また(株)イトーヨーカ堂のごみを出さない売り方・買い方、市民・事業者・行政が連携した京都市の取り組みなども紹介された。
その後はごみ減量に向けて「私たちができること」をテーマにパネルディスカッションが行われ、京都市ごみ減量推進会議事務局の齋藤友宣さんが「目標や効果を示すと市民が取り組む率が高まる」と話したほか、「美しくする会」の高田さんが「スーパーなどがプラスチックより軽い発泡トレーをもっと取り入れてほしい」、ハイランド自治会の高橋会長が「市が覚悟をもって生ごみ処理機の普及に取り組むべき」と訴えた。
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