市内小袋谷に事務局を構え、1991年からネパールで農村の支援を行っているNPO法人ラブグリーンジャパン(相川政夫代表)は現在、大地震に見舞われた同国支援のための緊急募金を呼び掛けている。
事務局長の久保田直也さんによると、支援する首都カトマンズ近郊の4つの村では、食料は足りているものの、約90%の家屋が倒壊。住民たちは余震の心理的な影響もあり、屋外での生活を余儀なくされているという。またモンスーンと呼ばれる雨季も近づいているため、テントや防水シートが緊急に必要だという。テントの価格は変動があるものの、1張り約1700円。同団体は、これまで1300張りのテントを配布したが、さらに550張りを届けたいとしている。
2014年5月よりカトマンズに駐在している相川代表は、地震が発生した4月25日も、現地の学校で式典に参加中だったという。現在は支援対象の村を中心に、タレントのなすびさんら日本人関係者と連携して被害状況の調査や支援活動を行っている。
ネパールの環境保全・森林回復に貢献する目的で設立された同団体。現地の姉妹団体「ラブグリーンネパール」と協働で植樹活動や農業支援を行ってきた。久保田さんは「まずは住居の再建を最優先に行いたい」と話している。現地での活動状況は同団体のホームページ【URL】http://lovegreenjapan.org/またはフェイスブックページで確認できる。
問い合わせは事務局【電話】0467・45・7430へ。募金は三井住友銀行日比谷支店普通8044951特定非営利活動法人ラブグリーンジャパンへ。
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