夏の風物詩、「鎌倉讃歌納涼うちわ」の販売が7月1日から始まった。(公社)鎌倉市観光協会によって毎年実施されている人気企画。ここ数年、販売開始から1週間以内に売り切れていることを受け、今年は生産を昨年より1千本増やし、1万7千本を用意したという。
39年目40作となる今回の納涼うちわは、市内在住の日本画家・松谷千夏子さんが図案を担当。「夏待ち―風車―」というテーマで、夏の花・クレマチスを、淡い色彩にのせて描いている。うちわは竹製で全て手作り。同協会によると「こだわって作り上げた古き良き風合いが多くの人に愛されている」といい、ここ数年は発売直後に完売となる人気ぶりを見せている。今年は、昨年より1千本多い、1万7千本が用意された。
6月25日にはミス鎌倉の石井奈緒さんと横山友梨香さんが市役所を訪れ、報道関係者向けにピーアールした。石井さんは「薄い紫色とピンクの淡い色合いがたいへん美しいと思います」と話し、横山さんは「夏らしいうちわを是非手に取ってください」と語った。
うちわは1本税込310円。JR鎌倉駅東口の観光総合案内所や観光協会事務局などで販売中。郵送での
購入を希望する場合は、電話で申込みを。
問い合わせは【電話】0467・23・3050市観光協会事務局へ。
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