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鎌倉版 公開:2015年9月4日 エリアトップへ

鎌倉海浜公園水泳プール 60周年の節目祝う 浮き輪レースも実施

スポーツ

公開:2015年9月4日

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思い思いの浮き輪を身に付けプールに飛び込む
思い思いの浮き輪を身に付けプールに飛び込む

 市内坂ノ下にある鎌倉海浜公園水泳プールが6月で設営から60年を迎えたことを受け、市は8月30日、60周年記念イベントを開催した。当日は浮き輪を身につけて速く泳げるかを競う「UKI―ONEグランプリ」を実施。同イベントの運営委員長を務めた佐々木良夫さんは「今後も多くの人に親しんでもらえるプールであり続けたい」と話した。

 イベントが企画された8月30日は雨天にも関わらず、50人近くが鎌倉海浜公園水泳プールに来場。松尾崇市長から「ここまで長く存続できたのは、市民の皆様に愛されたからこそ」と挨拶が寄せられた後、メインイベントである「UKI―ONEグランプリ」がスタートした。

 この日エントリーしたのは28人。小学1年生から4年生までは25mプール、小学5年生以上は50mプールに分かれてレースを実施した。参加者は用意された大小さまざまな浮き輪から1つを選び、プールに飛び込んでいった。ゲストとして北京、ロンドン五輪に出場した元水泳選手の伊藤華英さんが参戦したものの、大ぶりの浮き輪に悪戦苦闘。隣のレーンで泳いでいた14歳の女子中学生は「上手く泳げなくて大変だったけれど、元五輪選手に勝てたのはうれしかった」と笑顔を見せた。参加した藤沢市在住の43歳の女性は「水の抵抗を少なくするために小さい浮き輪を選んだのに、全然進まなくて難しかった。次回があればリベンジしたい」と感想を話した。

 今回のイベントを発案したのは、同プールの管理運営に携わる佐々木良夫さん。1カ月ほどで企画と準備を進めたという。佐々木さんは「昔ながらのろ過器を現役で使用しているなど、60年前の風情が残っている貴重なプール。大切に利用し続けて欲しい」と話している。

 同施設は1955年、国民体育大会に合わせて建設された屋外水泳プール。約1万8千平方メートルの広さに50mプールや幼児用プールが設置されており、毎年2〜4万人が来場している。

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