湘南モノレール深沢車庫で2月23日、車内でのテロを想定した訓練が行われた。これは今年5月に三重県志摩市で開催される主要国首脳会議や2020年の東京五輪を見据えたもの。同社関係者をはじめ鎌倉・大船両警察署、市消防本部鎌倉消防署、大船テロ・災害対策協力会から約60人が参加した。
訓練は大船発の湘南モノレール車内でナイフを持った不審者が液体を散布した、という想定で実施された。事態を通報した同社が車両を深沢車庫へ引き入れ、駆け付けた警察官の誘導のもと乗客が避難。犯人を取り押さえた後、防護服を着た消防隊員が測定器で危険物質の有無を調べながら車内に残された負傷者を救出した。
大船署の阿部眞二署長は「五輪のセーリング会場・江の島を結ぶモノレールは、テロの対象となってもおかしくない。対策には関係各所との連携の強化が大変重要」と話した。
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