鎌倉版 掲載号:2016年12月16日号

ベストジーニスト一般新人部門でグランプリを獲得した

長谷川 侑紀さん

市内在住 28歳

「夢に向かって挑戦続ける」

 ○…毎年、「最もジーンズが似合う有名人」が発表され、俳優やモデルが華やかにステージを飾る「ベストジーニスト」。今年の「一般新人部門」で、見事グランプリを獲得した。「輝かしい賞をとれてうれしい。今回の経験を、夢への第一歩にできたら」と結果を振り返る。

 ○…市内で生まれ育った。小学生まで母親が仕立てた服をよく着ていたが、「実は女の子らしいふりふりはあまり好きじゃなかった」と笑う。中学生になり自ら選んで服を着るようになると「ファッションで自己表現できることに気付いた」。大学卒業後、大手アパレル企業に就職。百貨店で勤務した。次第に「ファッションデザイナーになって自分のブランドを持ちたい」という夢を抱くように。仕事を辞め2014年にドイツへ渡り、アルバイトをしながら本場欧州のデザインを独学で学んだ。

 ○…現地で仕事も決まり、腰を据えて活動しようと思っていた矢先に交通事故にあった。警察で引き取った自転車はぐにゃりと曲がり、穴だらけのパーカーが事故の衝撃を物語っていたが「不思議とジーンズには穴一つあいていませんでした」。療養のため帰国後、インターネットでベストジーニストの募集を目にした際に「事故の時、足を守ってくれたジーンズに運命的なものを感じた」という。審査会では「他の人と目が違う」と声をかけられるなど内に秘めた意思の強さも評価され、栄冠をつかんだ。

 ○…現在は来春に控える別のコンテストの最終審査に向けて、レッスンに励んでいる。「ファッションデザイナーという夢は全くぶれていない。でも今は、自分自身に『説得力』をつけるために色々なことに挑戦したい。大好きな鎌倉を世界に発信できるようなブランドを立ち上げて、40歳までに地元にお店を出せれば」。未来を見つめる瞳は、きらきらと輝いている。

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