市立御成中学校(豊永良一校長)女子バレーボール部3年生の、速水愛美さんと若林咲葉さんが12月25日(日)から28日(水)まで大阪府で開催される「JOCジュニアオリンピックカップ第30回全国都道府県対抗中学バレーボール大会」に神奈川県代表の一員として出場する。2人は「優勝目指して力を出し切りたい」と話している。
同大会は、将来のオリンピック選手の発掘や中学生世代のレベルアップなどを目的に1987年、「さわやか杯」として初めて開催された。
男子は180cm以上、女子は170cm以上の長身選手を常時2人以上コートに配置しなければならない、リベロは採用しない、など特有のルールがある。
280人から選抜
今年、県大会で準優勝し関東大会にも出場を果たした同部。速水さんと若林さんはその中心選手として活躍した。
県代表チーム12人を決める選考会は8月に行われ、県内から280人が参加。身長は160cm代前半と比較的小柄な2人だが、ライトの速水さんは安定したサーブとレシーブが、セッターの若林さんは周囲とコミュニケーションを取りながらゲームを組み立てる力が評価され、代表入りを果たした。
同部顧問で代表チームの指導にあたる沓掛美代子教諭は「速水さんは強打だけでなく、変化にとんだ攻撃が持ち味。若林さんは状況判断が良く、アタッカーが打ちやすいところにトスを上げられる」と信頼を置く。
福島県代表と初戦
県代表チームは選考会後から県内の高校などで練習を重ね、静岡県や宮城県などのチームと練習試合を行い準備を進めてきた。大会には3年間ともに汗を流したバレーボール部の仲間も応援に駆け付けるという。
「高校でもバレーボールを続けたい」という2人。大会を前に、速水さんは「チーム一丸となって今まで練習してきたことを全て出し切って、最後まで戦いたい」と話し、若林さんは「自分たちらしいプレーで、優勝を目指す」と語った。
初戦は福島県代表と、25日午後2時30分から大阪府立体育会館で。
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