今年も鎌倉に桜のシーズンがやってきた。各地で様々なイベントが開催されるなか、市内では、長年にわたり桜の植樹活動を行ってきた「かまくら桜の会」が講演会や散策ツアー、観桜会などを企画している。本紙は同会の協力のもと、鎌倉と桜の魅力を改めて紐解き、隠れた見所やおすすめスポットを紹介する。
「かまくら桜の会」(高柳英麿会長)は1973年に若宮大路に桜を植えたのを皮切りに、これまで市内各地に約1700本の桜を植樹してきた。
昨年、装い新たになった段葛の開通に合わせ、各種イベントを企画。「桜の女王」を招いてパレードを行ったほか、建長寺で「さくらの講演会」を開催した。
今年も写真展や講演会、散策イベントなどを企画しており、高柳会長は「1年で最も街が華やぐ季節。新たな鎌倉の魅力を見つけてほしい」と話している。
桜の講演会
講演会「禅と食とタチヒガン」が3月24日(金)、鎌倉生涯学習センター4階第6集会室で開催される。午前10時から11時30分まで。資料代1千円。
講師は浄智寺の朝比奈惠温住職が務める。鎌倉市指定天然記念物で、「かながわ名木100選」にも選ばれたタチヒガンに関するエピソードや、禅、食などについて講演する。
また、前市民活動センター運営会議理事長で、現在きららカフェの世話人を務める渡辺公子さんも登壇し、街づくりにおける桜の役割や今後の展望を語る。
チケットは鎌倉生涯学習センター1階の「きららカフェ」で取り扱い中。定員先着50人。
問い合わせは【電話】0467・23・2530かまくら桜の会へ。
散策イベント
かまくら桜の会が主催する散策イベント「鎌倉山・七里ガ浜・桜ウォーク」が4月6日(木)、開催される。雨天中止、定員30人(応募多数の場合は抽選)。
桜の名所、鎌倉山から七里ガ浜の「桜のプロムナード」までの約2Kmのコースを歩いた後、寿司割烹五條で「桜御膳」を堪能する。
午前10時に「鎌倉山」バス停前に集合。午後0時30分頃解散。参加費1人2800円(昼食・保険代込、ドリンクと交通費は別)。
申し込みは氏名、住所、電話番号を記入の上、【FAX】0467・31・9441鎌倉五條へ。
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