任期満了に伴う鎌倉市議会議員選挙(定数26)は4月16日に告示され、23日に投開票が行われる。
本紙の取材に対し、新たに以下の新人4氏が立候補の意向を明らかにした。
朝倉亮介氏(38・無所属)は台在住。東京工科専門学校を卒業後、富士テクノサービス勤務や自営業を経て、ケーブルテレビの保守業務に携わる。
5年前に鎌倉へ移り住み、古都らしい街づくりへの関心を高めたという。「東京五輪を控え景観の整備が必要」として市内の電線埋設化を掲げるほか、「自動運転のモデル地区指定」など、これまでの職業経験を生かした提案をしていきたいとする。
栗原絵里子氏(48・無所属)は山ノ内在住。一級建築士事務所を経営。2014年12月の衆院選では、奈良3区で維新の党から立候補し落選している。
「地域特性を生かすグランドデザインが必要」として、観光客に「受益者負担」を求め景観・文化財保護等に活用する取り組みや地域のニーズを把握する「市民コンシェルジュ」の設置、資源化の推進によるごみ減量などを進めたい、とする。
徳成仁氏(41・無所属)は植木在住。早稲田大学政経学部を卒業後は、予備校勤務を経て都議会議員や衆議院議員の秘書を務めた。
人工高台「命山」の整備による津波対策、貧困世帯の子どもなどを対象とした学習支援事業の拡充、食育や健康診断を充実させることで健康寿命を延ばすことや、扇湖山荘の活用をはじめとする庭園文化、明治以降の歴史的魅力の発信などに取り組みたいとする。
藤原英城氏(46歳・無所属)は山ノ内在住。明治大学理工学部を卒業後、富士ソフト株式会社、人材派遣会社を経て、社会福祉法人聖テレジア会でホームヘルパーとして勤務。
4年前に世田谷区から鎌倉へ移り住んだ。実務経験から、介護従事者が資格を取得する際の市独自の補助制度などを訴える。また「普通の市民である自分が立候補することで選挙に関心を持ってもらえたら」とする。
(3月29日起稿)
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