七里ガ浜小学校3年生のタンポス悠人(ゆうじん)君が、今年8月にアイルランドで開かれる空手の世界大会に、日本代表として出場する。
14回目を迎える「少年世界空手道選手権大会」には、世界中の小学3年生から中学3年生にあたる年代の男女が出場する。
昨年の関東地区空手道選手権大会での優勝などが評価されたタンポス君は、3月19日に行われた日本代表選考会に出場。堂々とした演技を見せ「小3男子形」の代表に選ばれた。
タンポス君が空手を始めたのは4歳の時。「スポーツを通じて心身を健康にしてもらいたかった」と祖母・長嶋有子さんの勧めで日本空手協会茅ヶ崎支部に入門した。
「最初はあまり興味がなさそうだった」ため、長嶋さんも一緒に習うように。すると稽古に積極的に取り組むようになり、めきめきと上達していった。
初めて出場した大会こそ「コートに立ち尽くすだけだった」というが、2度目に挑戦した大会で銅メダルを取ると、以来、30以上の大会でメダルを獲得してきた。
普段は落ち着いた性格ながら、小学1年生の5月に黒帯を取得した際には「6歳とは思えない気迫」と評価され最優秀合格者に選ばれるなど、競技になると気持ちを前面に出すという。
得意技は蹴りで「上手く決められると気持ち良い」と笑顔で話すタンポス君。大舞台に向け「優勝を目指したい」と意気込んでいる。
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