県立フラワーセンター大船植物園は、7月3日から来年3月31日まで一時閉園となる。施設の老朽化対策や展示内容の充実を目的とした改修工事のため。6月24日(土)から7月2日(日)までは「感謝週間」と題して、様々なイベントが予定されている。
同園は1962(昭和37)年、県農業試験場跡地に開設された。
今回の改修では施設の老朽化対策や展示内容の充実、来園者へのサービス強化を目的に、しゃくやく・ぼたん園の拡張や玉縄桜広場の新設、本館エレベーターの新設、入園口エリアのスロープ拡張、トイレの新設・改修、レストハウスの改修と駐車場の拡張などが実施される。また観賞温室は改修して温室機能をなくし、花き愛好者団体が利用できる展示場などとする。費用は約5億5500万円の見込み。
改修後の来年4月以降は、運営の効率化などを目的に指定管理者に管理業務を委託する。現在、事業者の募集が行われており、外部評価委員会による審査や県議会の議決を経て、10月下旬から11月初旬までに決定する予定。
明日から感謝週間
同園では、6月24日から7月2日までを「感謝週間」として、様々なイベントを開催(26日は休園)。特に7月1日と2日は「ありがとうフェスタ」と題し、入園無料となる。
期間中は園長花さんぽ(各日午前10時30分からと25日、27日、29日、30日は午後1時30分からも実施)、花苗プレゼント(24日〜30日の各日先着200人)、園芸家の椎野昌宏さんによる「園芸文化の起点となったフラワーセンター大船植物園」と題した講演会(24日午後1時から)、青空寄せ植え教室(25日、1日各日先着40人)、ミニコンサート(24日午前11時30分からと午後2時45分から、1日午前11時30分からと午後2時30分から、2日午後1時30分から)、ポストカードプレゼント(各日先着500人、1日、2日は先着2千人)、「花を咲かせる洋ラン栽培」と題したセミナー(28日午後1時30分から、定員60人、当日受付)などが行われる。
営業時間は「感謝週間」が午前9時から午後5時、「ありがとうフェスタ」が午前9時から午後4時30分。
詳細は同園【電話】0467・46・2188または【URL】http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f598/で。
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