神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2017年7月21日 エリアトップへ

鎌倉ライフガードの一員として海水浴場の安全を守る 浅香 豪(たける)さん 横浜市在住 21歳

公開:2017年7月21日

  • X
  • LINE
  • hatena

「明るく盛り上げ安全守る」

 ○…市内3カ所に開設された海水浴場の安全を守る鎌倉ライフガード所属のライフセーバーたち。約80人いるメンバーのなかで、現場を取り仕切る12人のマネージャーの1人に抜擢された。「責任のある役割を任されて身が引き締まる思い。若手らしく、明るく元気に盛り上げていきたい」と白い歯を見せる。

 ○…小学2年生で野球を始め、ピッチャーとして活躍。ただ高校野球の名門・横浜高校に入学後は、一度もレギュラーになれず苦しんだという。部活動を引退、推薦で大学進学も決まり「ぶらぶらしていた」高校3年生の冬、ライフセーバーをしていた担任教師から「水上安全法救助員の資格をとってみないか」と誘われる。「何か新しいことを始めたいと思っていた」と、すぐに挑戦を決めたが、参加した講習では人を引っ張りながら泳ぐなど、高度な水泳技術を要求された。「想像以上に大変だった」と振り返る。この経験を生かそうと、進学した神奈川大学でライフセービング部の門をたたいた。

 ○…同部の部員は各地の海水浴場で活動するライフセーバーの団体に所属することが習慣となっている。そこで選んだのが、水上安全法の指導員が所属していた鎌倉。ただ1年生のときはアルバイト三昧で、海水浴場での活動にはほとんど参加できなかったという。すると練習中「自分だけが技術的に劣っている」ことに気づいたと振り返る。翌年以降は毎日のように鎌倉の海へ通い、練習にも率先して取り組んできた。「ライフガードの中には自分の親より年上の人もいて、活動のことだけでなく、人生の先輩として刺激を受けることも多い。忙しいけれど、海での時間がどんどん楽しくなっている」と話す。

 ○…現在、部ではキャプテンを担っている。9月には大会が控えており「全国2位になった2年前の再現を目指して、チーム一丸となって良い成績を残したい」と爽やかに語った。

鎌倉版の人物風土記最新6

松原 駿吾さん

鎌倉青少年会館のリニューアル実行委員を務める

松原 駿吾さん

鎌倉学園高校 15歳

4月19日

尾林 功二さん

鎌倉市バスケットボール協会の会長に就任した

尾林 功二さん

山崎在住 53歳

4月12日

森 文男さん

鎌倉警察署長に就任した

森 文男さん

市内在住 59歳

4月5日

佐々木 卓栄さん

大船警察署長に就任した

佐々木 卓栄さん

市内在住 55歳

3月29日

伊藤 大晴さん

今季から鎌倉インテルの主将を務める

伊藤 大晴さん

横浜市在住 23歳

3月22日

田原 充さん

「鎌倉市障害者二千人雇用センター」のセンター長を務める

田原 充さん

腰越在住 50歳

3月15日

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook