鎌倉版 掲載号:2017年10月6日号
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衆院選神奈川4区

4氏による争いか

政治

「希望の党」が新人擁立へ

 衆議院は9月28日、解散され10月10日公示、22日投開票の日程で総選挙の実施が決定した。神奈川4区(鎌倉市、逗子市、葉山町、横浜市栄区)では、自民党所属の前職2人が立候補の準備を進めており、同党候補が”並立”状態となる可能性がある。また民進党出身の元県議が、枝野幸男元官房長官が結成した新党「立憲民主党」からの出馬を目指しているほか、小池百合子東京都知事が立ち上げた「希望の党」が新人の擁立を発表し、4氏による争いが濃厚となっている。

自民候補”並立”も

 2012年と14年の総選挙で4区を制した前職の浅尾慶一郎氏(53)が、立候補の準備を進めている。

 代表を務めたみんなの党の解党後は、無所属として活動してきたが「政策実現を加速させたい」として昨年10月に自民党会派入り。解散前日の9月27日、同党に入党届を提出し、受理された。

 選挙戦では、北朝鮮への制裁が可能になる法律の整備にいち早く取り組んできた実績や、歳入庁の設置による社会保障財源の確保など、行財政改革の推進を訴える考えだ。

 一方、解散当日の9月28日、自民党は候補予定者を発表し、前職で4区支部長の山本朋広氏(42)が公認された。

 山本氏は過去2回の選挙で浅尾氏の後塵を拝し、比例区での復活となった。8月の内閣改造で防衛・内閣府副大臣に就任したほか、議員立法により「休眠預金活用法」を成立させるなどの実績をアピールするとともに「北朝鮮情勢が緊迫するなか、国民の生命・財産を守れるのは自民党しかない」とする。

 これにより、同じ選挙区内に自民党の候補が”並立”する可能性が浮上している。浅尾氏陣営が「無所属の自民党員として立候補することも検討している」とするのに対し、山本氏側は「党規違反で処分の対象となる行為だ」とこうした動きをけん制している。

早稲田氏「立憲民主」へ

 新人の早稲田夕季氏(58)は、民進党所属の県議会議員(鎌倉市選出)として活動し、昨年4月以降は同党の4区総支部長を務めていた。

 安倍晋三首相による衆院解散の動きを受けて、9月25日に県議を辞職。国政挑戦の準備を始めたが、その後民進党は事実上解党し、小池氏が立ち上げた新党「希望の党」への合流を模索することになった。

 しかし小池氏が、安全保障や憲法観などが一致しない候補者を公認しない方針を明らかにしたことから「(希望の党の)排除の論理と独裁的手法について、日本の将来に対する危機感を感じた」として、枝野氏らが結成した「立憲民主党」に入党。同党から立候補を目指している。

 教育費や給食費の無償化、給付型奨学金の拡充、巨大地震への対策を進めるとともに「平和憲法を生かした政治に取り組みたい」とする。民進党などと「野党共闘」の協議を進めてきた共産党にも、支援を求めていくという。

 また希望の党は10月3日、第1次公認候補予定者を発表。4区には新人で会社員の風間法子氏を擁立することが分かった。

9日に公開討論会

 4区の立候補予定者による公開討論会が10月9日(月・祝)、鎌倉生涯学習センターホールで開催される。午後7時から9時まで。

 これは横浜、鎌倉、逗子葉山の青年会議所(JC)が主催するもの。定員250人で先着順。入場無料。

 詳細は鎌倉青年会議所事務局【電話】0467・25・5538へ。(10月4日起稿)

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