福島県南相馬市の幼稚園児が10月18日から20日の3日間、ハリス記念鎌倉幼稚園(由比ガ浜)を訪問し、遠足や観光を楽しんだ。
訪れたのは原町聖愛子ども園の園児17人。同園は東京電力福島第一発電所から約25Kmの場所にあるため、原発事故後は外での遊びが制限される状況が続いている。それを聞いたハリス記念鎌倉幼稚園の関係者らの呼びかけで鎌倉への訪問が始まり、4回目を迎えた。
南相馬の子どもたちは同園に滞在しながら、源氏山公園への遠足や新江ノ島水族館の見学、由比ヶ浜海岸での貝殻拾いを楽しんだほか、両園園児の交流も行われた。田代麗奈ちゃん(6)は「どんぐりが袋いっぱいに集まって楽しかった」と笑顔を見せ、ハリス記念鎌倉幼稚園の佐藤美也子副園長は「鎌倉での時間が子どもたちにとっていい思い出と成長の糧になれば。これからも支援を続けていきたい」と話していた。
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