鎌倉版 掲載号:2017年11月3日号
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中学校給食、7日スタート笛田の工場から各校へ

教育

工場で設備の説明を受ける市関係者
工場で設備の説明を受ける市関係者
 鎌倉市立中学校で11月7日(火)から、給食が始まる。同じデリバリー方式を採用する大磯町で異物混入や残食率の高さが判明し、制度が休止する事態が発生したことなどを受け、市は業務委託先の工場を視察するなど、改めて給食の提供体制を確認した。

 鎌倉市立中学校では、弁当の持参に加え1963年から牛乳のみの配布を行ってきた。

 しかし近年の食生活の乱れや食育の重要性の高まり、保護者からの要望などを受けて市は、2012年に検討委員会を発足。翌年に「民間事業者による弁当箱を使ったデリバリー方式による導入がベスト」とする報告書が提出され、調整を進めてきた。

 入札の結果、他地域での学校給食や病院など各種施設における配食実績等が評価され、業務の委託先はハーベスト株式会社(本社、横浜市保土ケ谷区)に決定した。

 従来の学校給食は校内の給食室で調理する「自校式」や、自治体が給食センターを建設し民間企業が運営を受託する「公設民営」が一般的だったが、同社は工場を「民設民営」するのが特徴。鎌倉でも笛田リサイクルセンター近くに工場を新設するなど、スタートに向けて準備を進めてきた。

視察で安全確認

 そんななか発生した大磯町での給食問題。同町では16年の制度開始当初から「まずい」や「弁当が冷たい」といった意見が多く、残食率の高さなどが指摘されていたこと、さらに異物混入が相次いでいたことが大きく報道された。

 こうした事態を受け、市は10月3日、安良岡靖史教育長や山田直人市議会議長ら7人が同社工場を視察。個人用の爪ブラシが設置された手洗いスペースや、全身のほこりを除去するエアーシャワールームといった衛生管理体制のほか、全ての給食をチェックする金属探知機の運用方法、調理の流れなどについて同社スタッフから説明を受けていた。

 献立は市の栄養士が作成し、栄養バランスだけでなく、旬のものや地元産の食材を使ったメニューを展開していく予定。また、ご飯と汁物は専用の保温コンテナに蓄熱材を入れることで、温かい状態で提供するという。一食330円で、個別の事情に応じて弁当の持参もできる。

 鎌倉工場の高木潤統括業務責任者は「鎌倉の中学生たちの健康を育む美味しい給食を届けたい」とし、安良岡教育長は「徹底した衛生管理とチェック体制が整っていると感じた。これからも、緊密に連携していきたい」と話していた。

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