表彰式当日文学館に集まった入選者たち＝11月５日、鎌倉文学館提供
第６回こども文学賞の表彰式が11月５日、鎌倉文学館で行われた。
これは同館が主催する小中学生を対象とした詩のコンクール。全国から小学生の部１８０作品、中学生の部５４７作品の応募があり、各部11作品が入選した。
大賞を受賞したのは、小学生の部が槍田愛（うつだまな）さん（横浜国大附属鎌倉小学校３年生）の「わたしのなみだ」、中学生の部が松元裕志さん（明星学園中学校３年生）の「無限ループ」。審査員を務めた作家の角野栄子さんは「小学生の部の槍田さんには心から共感しました。悲しくて泣くのに、後には不思議と気持ちが明るくなる。涙ってすごいですね。松元さんの作品は言葉が省略されることで、読み手が自分に引き付けて読むことができる点が良かったと思います」と評価した。
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