東日本大震災以降、七里ガ浜地区の住民が中心となり宮城県七ヶ浜町の支援を行っている「七里ガ浜発 七ヶ浜復興支援隊」(七七支援隊、中里成光代表)。活動が丸5年となったことを機に6月18日、七里ガ浜自治会館で活動報告・意見交換会が開かれた。
町名が似ていることなどをきっかけに、支援が始まったのは2011年6月。以来、今年1月までに33回の活動が行われ、のべで1191人が参加した。
この日は、住民ら16人が出席し、映像や写真を使いながら5年間を振り返った。当初は海岸のがれき撤去など、復旧が中心だった活動が、仮設住宅の建設が進むとともに住民との野菜作りや地域の祭りへの参加など、交流へと移っている様子が紹介された。
参加者からは「七ヶ浜の特産品である焼き海苔は地域でも人気なので、販売を続けていきたい」「14年に住民の皆さんを鎌倉へ招待できたことが特に印象に残っている」などの意見が出された。
同会では7月にも支援活動を予定しており、今後は年1回程度、祭りへの参加などを行っていくという。
中里代表は「実際どれだけ力になれたのかは分からないが、これからも活動を通して住民の皆さんの気持ちに寄り添っていけたら」と話していた。
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