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大船中央病院 市民公開講座 「本音で語るがん放射線治療」 12月16日午後1時〜と3時〜の2回開催 要予約
大船中央病院で12月16日(土)、恒例の市民公開講座が開催される。会場は同病院アネックス館6階講義室。午後1時からと3時から、約1時間ずつ2回実施する(開場は30分前)。
今回は「本音で語るがん放射線治療」と題して、同院放射線治療センターの鶴貝雄一郎医師が講演する。
放射線治療で生き方を広げる
「放射線治療は患者さんがよりよく生きるための治療です」と鶴貝医師。
「現在では各治療法の長所・短所と本人の価値観や社会状況とを照らし合わせて、患者さんと一緒に治療方針を決める場面が多くなりました。放射線治療の『がんを攻撃しながら健康な臓器をできるだけ守る』特徴を活かすと、患者さんの生き方が格段に広がることがあります」と話す。
その一方で、放射線治療はがん治療に携わる他科の医師にすら分かりにくい部分がある上に、「がんだけを狙い撃つ」「放射能だから体に悪い」など誤解の混じった情報が錯綜し、多くの患者が混乱している状況だという。
そこで今回の講演では、放射線治療の活用法や実際の治療手順について分かりやすく解説。鶴貝医師は「放射線治療だけで完治を狙ったり、他の治療法と組み合わせて再発を防いだりと、皆さんの想像以上に多くの使い方があります。皆さんの治療において放射線治療が選択肢になりえるか、今回の講座がヒントになれば」と語る。
そして「がん治療は治療が終わった後も何年も通院する必要があります。だからこそ治療の質はもちろん、人間的な相性も良い医師や病院に出会ってほしいと願っています。そこで自分に合った医師にかかるために、主治医と放射線治療医への質問のコツやインターネット検索の注意点なども、こっそり紹介します」と話している。
参加は要予約。問い合わせ、申し込みは左記へ。
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