菱沼八王子神社(市内菱沼1-11-64)に、今年も巨大な絵馬が元旦から登場する。このジャンボ絵馬は同地域で地域活動などを行っている菱神会(りょうじんかい)(三橋均会長、メンバー29人)が、手作りで完成させたものだ。
菱沼や松林の地域住民からなる菱神会。昨年末に絵馬を完成させ、同神社へ奉納を済ませた。ジャンボ絵馬を納めたのは平成21年の暮れに続き2回目となる。
絵馬は板を組み合わせたもので高さが3m、横幅が4m。「1mや2mなんてサイズのものを作っても面白くないでしょ?やる以上は思い切った大きさにしたかったんですよ。奈良や京都に行ってもこんなに大きな絵馬にはなかなか出会えないよ」と笑うのは同会のメンバーの一人で、ジャンボ絵馬作りを提案した須田實さん。地元へ初詣に来る人が喜ぶ何かを神社に飾りたいと、絵馬の奉納を行った。初登場となった昨年は元旦から鳥居の脇に置かれ、絵馬を見て驚いたり、前で記念撮影をするなど、参拝客を楽しませた。
絵馬からパワー感じて
メンバーが集合できる日程も限られており、どうしても夜間に行うことが多かったという絵馬作り。「寒くて大変だったのと、絵馬に描くデザインもいろいろ考えましたね。よくある”迎春”とかの単純なものでは面白くないでしょうし」(須田さん)と、前回は干支の文字の上に、会としてのあいさつ文を書き入れた。「今回はどんな言葉が書かれているか実際に神社に見に来てもらいたい。見た人が来て良かったなと思ってくれたり、元気なパワーを感じて貰えたら嬉しいですね」と三橋会長は話している。
今後も継続して製作を行い、地域の名物にしていこうというジャンボ絵馬。今年は元旦から1月中旬頃まで掲出される予定だ。
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