使用済みの油を再利用 茅ヶ崎一般飲食店組合などが食用油回収活動
茅ヶ崎一般飲食店組合(宮川茂夫組合長)では使用済みの食用油の回収活動を行っている。これは茅ヶ崎市と湘南の「クリーンな街のイメージ」と「環境保全」を目的に昨年12月から茅ヶ崎地区食品衛生協会と協力して取り組んでいるもの。現在は約200軒の組合加盟店が店頭に一斗缶などを置いて回収している。また回収したものは地元のリサイクル処理業者(湘南オイルサービス)の協力でバイオディーゼル燃料に再生されるという。
2月17日にはPR活動と一般市民の人から油を回収する催しが茅ヶ崎保健福祉事務所で行われた。
当日は飲食店組合と食品衛生協会のメンバー12人が参加。実際にバイオディーゼル燃料でトラックを動かし、街頭でマスクを配るなどの周知活動を行った。油の回収は今後も事務所で1、2ヵ月程度実施され、次回の回収日は3月28日(月)となっている。宮川組合長は「この活動を組合の取り組みとして、たくさんの人に協力を呼び掛けて成功させたい」と話している。
今後は同協会以外の団体にも呼びかけて、茅ヶ崎・寒川地区全地域にこの活動を広めていく予定。最終的にはバイオディーゼルを積んだ農機具で畑を耕し、収穫した野菜を各店舗で使用することを目標にしている。
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